ちはら台駅北側の広大な敷地を有効活用
京成ソーラーパワー株式会社は、千葉県緑区にある京成電鉄ちはら台駅北側の敷地に「ちはら台太陽光発電所」を設置し、2016年2月26日から発電を開始したことを発表した。
ちはら台太陽光発電所は、面積約16,800平方メートルの敷地に、単結晶シリコンの太陽電池パネル4,800枚を設置しており、総出力は1,244キロワット。発電量は、一般家庭約350世帯の年間電力消費量に相当する、約130万キロワットアワーを計画しており、CO2の削減効果は年間約684トンを見込んでいる。
環境に配慮した事業展開を推進
京成グループでは、環境への取り組みとして、駅舎、橋梁、高架橋、地平部、法面などの鉄道周辺施設において、騒音や大気汚染への対策、地域の状況に応じた環境保全活動を行っている。
そうした活動の中で、再生可能エネルギーの導入にも注目し、東京都葛飾区にある運輸部電車区の施設屋上に、最大発電容量15.0キロワットの太陽光発電システムを設置し、2009年3月に運転を開始した。発電された電気は京成高砂駅コンコース等で利用している。
京成グループは、今後も、地球温暖化などの環境負荷に対する低減対策を講じ、自然環境に配慮した事業展開に努めていく意向だ。
(画像はプレスリリースより)

京成電鉄株式会社 ニュースリリース
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