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2025年05月07日(水)
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「新青山高原風力発電所」にて、日立の風力発電システム18基完成

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「新青山高原風力発電所」にて、日立の風力発電システム18基完成

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引き渡し同日より運転開始
日本最大級の総合電機メーカーとして幅広く事業を展開する株式会社日立製作所は、株式会社青山高原ウインドファームより受注した、2MW風力発電システム(HTW2.0-80)18基(36MW)が2016年3月2日に完成した。同日には引き渡しが完了し運転が開始された。

新青山高原風力発電所
これは青山高原ウインドファームが、運営する「新青山高原風力発電所」用として発注した、合計40基分のうち第1期工事分となる18基である。第2期工事分となる残る22基は、2017年3月の完成を予定している。

「青山高原風力発電所」20基に続く40基を新たに建設
青山高原ウインドファームでは、先に集合型風力発電所「青山高原風力発電所」を運営しており、既に20基(15MW)の風力発電システムが稼動中。

今回新たに建設された「新青山高原風力発電所」においては、国内最大出力となる40基(80MW)の風力発電システム計画しており、残り第2期分は2017年3月頃を目処として運転開始を予定している。

国内屈指の好風況のエリアで稼動する風力発電所
「新青山高原風力発電所」が立地する青山高原は、三重県伊賀市東部から津市西部にかけて広がる布引山地の一部で、東西に盆地や平野が開けており、風の障害物となるものが特にない場所に位置する丘陵地である。

そのため若狭湾から流れ込む北風が、琵琶湖を抜け伊勢湾におよぶため、年間を通して強風が吹く国内屈指の好風況のエリアとなっている。

200基以上の受注実績を誇るダウンウインド方式採用
日立が「HTW2.0-80」で採用しているダウンウインド方式は、今回のような丘陵地など吹上風が吹く地帯で高い発電効率を発揮し、また風見鶏効果により風荷重低減となるため、基礎工事コストを低減することが出来る。

この特長を活かし、同社はこれまで200基以上の受注実績を残している。そして、2012年12月には同発電所の造成工事から設計・製造・据え付けまでを受注することになった。

(画像は日立製作所より)


外部リンク

株式会社日立製作所 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/03/0302

株式会社青山高原ウインドファーム
http://www.awf.co.jp/


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