信託スキームを採用した「新茶第一太陽光発電所」
自然電力株式会社は2月25日、2015年12月に「南九州自然エネルギーファンド」の第1号投資案件で、同社初の信託スキームを採用した「新茶第一太陽光発電所」※を完工、この1月から商業運転を始めたことを発表した。
※ 南九州自然エネルギーファンド
九州南部3県(鹿児島・宮崎・熊本)を主な投資対象地域とした太陽光発電ファンド。「新茶第一太陽光発電所」を含め、2年間に5カ所程度の太陽光発電所設置を計画し、売電収益の一部を地域へ還元するなど、対象地域の活性化なための取り組みを行う予定。
今後2年間に、さらに4カ所程度の太陽光発電所設置を計画
この事業では、宮崎県西都市荒武の民有地約34,000m2を利用して、出力約2メガワットのメガソーラーを運営、年間発電量約229万kW時(一般家庭約700世帯の年間使用電力量に相当)を見込み、発電した電力はFIT(再エネ固定価格買取制度)の活用により九州電力へ売電する。
この発電所は、同社グループが完工したメガソーラー事業では宮崎県内で2件目になり、全国で保有する案件では14件目になる。
なお同社ではこの後、同ファンドからの投資案件として、今後2年間に九州南部3県でさらに4カ所程度の太陽光発電所設置を計画している。
(画像はプレスリリースより)

自然電力株式会社 ニュースリリース
http://www.shizenenergy.net/news/release.html