「能代サービスセンタ」と「能代トレーニングセンタ」を新設
株式会社日立パワーソリューションズは2月26日、秋田県能代市に「能代サービスセンタ」と「能代トレーニングセンタ」を、今年11月に新設、その拠点となる建屋を能代木材工業団地内にこの5月から建設すると発表した。
これは、東北地区における風力発電設備の安定稼動を支援するサービス拠点としての機能拡充と、保守サービスの強化が目的という。
東北地方の日本海沿岸は、風況に恵まれていることなどから風力発電所が集中している。とりわけ秋田県は、海から風が強く風力発電に適していることから、風力発電所の稼動数がこの1月末には46カ所に増加していて、今後も多数の建設が計画されている。
このため、東北地区における風力発電設備の安定稼動を支援する保守サービスの充実が求められていた。
東北地区での風力発電設備の安定稼動を支援
今回新設の「能代サービスセンタ」は、東北地区の風力発電設備における保守サービスの中核拠点と位置づけ、大型部品倉庫を建設するなどで、部品保管能力を高めるとともに機能強化と整備を図り、より迅速な対応が可能な東北地区の中核拠点とする予定。
また「遠隔監視・支援センタ」との連携を強化した高度保守サービスの提供により、東北地区での風力発電設備の安定稼動を支援する。
また「能代トレーニングセンタ」は、安全教育や保守教育などにより、サービスエンジニアの育成と技術力向上を目的とする研修施設として、風力発電設備保守サービスの品質向上を図るという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日立パワーソリューションズ ニュースリリース
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