出力約2.3メガワットの大規模発電所
日本アジア投資株式会社は2月25日、太陽光発電事業のデベロッパーであるスマートソーラー株式会社との協業により、愛知県常滑市に、メガソーラー発電所の建設を開始したことを発表した。
今回の発電所は、名称を「愛知常滑Aソーラーパーク」とし、総工費は約7.6億円で、そのうちの約80%をプロジェクトファイナンスにより調達する。
最大予想出力は約2.3メガワットで、年間予想発電量は、一般家庭約690世帯分に相当する約240万キロワットアワーとなる大規模な計画だ。売電先は中部電力で、売電価格は1キロワットアワーあたり36円を予定している。
ファンド活用や協業で事業規模拡大
日本アジア投資では、「インカムゲイン志向型投資」を新たな収益の柱の1つとすべく、当初の設備投資負担が大きいが長期的に安定収益を生み出すメガソーラー発電事業の投資を積極的に行ってきた。
現時点で、企画中の案件も含めて、全国で20件、合計89.1メガワットのプロジェクトを推進している。
今後も各プロジェクトの事業化を確実に実現するとともに、プライベート事業で実績を持つ、ファンドを利用したスキームによる資金調達の支援や、同社のリソースを活用したクロスボーダーな支援を行っていく。
こうした事業規模拡大により、2018年3月までに 100メガワット規模のメガソーラープロジェクトで売電を開始し、年間5億5000万円程度の利益を獲得することを目指している。
(画像はプレスリリースより)

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