パネルとマイクロインバータが一体化したPVモジュール
株式会社KDソルジア・イノベーションは2月18日、太陽光パネルとマイクロインバータが一体化したPVモジュール「SOLGIA AC Module(ソルジア エーシー モジュール)」を発表した。
同製品は、一体化によりモジュール個々の発電能力を最適化し、全体の発電量として向上可能なもの。しかも省スペース設計と簡単施工で設置コストを低減するだけでなく、さらなる安全性の追求と長期安定運用の両立を可能にした全く新しい太陽光発電システムとなる。
モジュール1枚毎に最適な制御が可能なため、日射が遮られたり劣化や故障が起きた場合などでの出力低下を、他のモジュールに影響しないように調整できる。このため、日照条件の制約が緩和され、設置場所を自由に選定できるとともに、発電ロスも少なくなる。
設置作業が容易で長期運用が可能な高い資産価値も
また同システムは、パワコンや接続箱と集電箱が要らない省スペース設計のため、設置作業が容易で導入時間の短縮が図れる。
さらに、モジュール毎に交流電力に変換し分電盤を介して系統連系することから、万一の場合も漏電ブレーカーが短絡を検知して系統間遮断されるため、マイクロインバータが自動停止し、安全性が確保される。
そして、遠隔監視システム(インターネット回線利用)によりモジュール単位での発電量把握が可能で、故障が起きた場合は迅速に異常箇所の特定ができるという。
このため、資産価値として長期間維持できるとともに、また保証上も15年間保証を用意し長期運用をサポートするとしている。
(画像は製品詳細サイトより)

株式会社KDソルジア・イノベーション プレスリリース(PR TIMES)
https://www.atpress.ne.jp/news/90493製品詳細 Webサイト
http://www.solgia.jp/brand/ac-module/index.html