小型軽量で長寿命
岩淵技術商事株式会社が運営する電子製品メーカー「東京デバイセズ」は、IoTプラットフォームの「Raspberry Pi」を太陽光発電で連続運用できる電源キット「IW3100-BWS」を発売することを発表した。
同製品キットには、ソーラーパネル・電池・USB電源・ケーブル類が含まれながら、小型で軽量。簡単な作業だけで、すぐに顧客の持つシステムを無停電化できるものとなっている。
製品の特長としては、まず、24時間365日、USB電源の供給が可能であるという高い可用性があげられる。また、過放電保護機能によってバッテリー劣化の原因となる深放電を防止することにより、長寿命を実現した。
さらに、サージ保護回路、逆接続保護回路、過熱保護回路を搭載することで安全性も強化、ソーラーパネルやバッテリーを自由に拡張可能という拡張性も特徴となっている。
最長連続運用3年間
「Raspberry Pi」は、小型で安価なIoTプラットフォームとして、防犯カメラやセンサなどへの応用が進んでいる製品。しかし、消費電力が比較的大きいことから、電池で運用できるのは数日程度という問題点もあった。
今回、東京デバイセズは、太陽光発電型のUSB電源を新規に開発することで、最長3年間の連続運用を実現している。
東京デバイスでは、今後、Raspberry Pi に加えて Arduino や Edison 等、各種 IoT プラットフォーム向けのソーラー電源キットの発売を予定している。
(画像はプレスリリースより)

岩淵技術商事株式会社 プレスリリース
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