京セラがネパール地震復興支援
2月18日、京セラ株式会社(以下、京セラ)はネパールで発生した地震の復興支援として太陽光発電システムを寄贈したと発表した。
義援金に続く支援
京セラグループでは、昨年6月にも義援金を提供し、支援を行っている。しかしながら、地震による被害は甚大で現在も復興の途中。
UNDPでは現在も、建物の仮設、復旧、電源・水道などのライフラインの復旧を行っており、賛同した京セラが太陽光発電システムを寄贈した。
1980年代初頭より太陽光発電システムを寄贈
京セラは1975年に太陽電池の研究開発を開始。1980年代初頭より、パキスタンや中国などの電気のない地域へ太陽光発電システムを寄贈する活動を継続中。
また、カンボジア、ネパール、ウガンダ、タンザニアなどに太陽光発電システムと電化設備を寄贈し、子どもの教育環境に貢献している。
医療環境の向上へ
国連開発計画(以下、UNDP)を通じて寄贈するのは可搬式太陽光発電システム5基で、合計約1.45キロワット。
2月8日にゴルカ郡で3基、2月11日にシンドゥパルチョーク郡にて2基の引渡しを完了。被災地の病院などで使用され、医療環境の向上に役立てられる予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)

京セラ株式会社プレスリリース
http://www.kyocera.co.jp/topics/2016/0202_xyfu.html