同社グループ3例目の木質バイオマス発電プロジェクト
株式会社タケエイは2月12日、福島県田村市にて、間伐材等を燃料とする木質バイオマス発電事業に参入することを目的とする「株式会社田村バイオマスエナジー」の設立を決定したと発表した。これは、同社グループ3例目の木質バイオマス発電プロジェクトとなる。
同社は、木質バイオマス発電事業を事業の新たな柱とすべく、積極的に取り組んできていて、すでに2015年12月に稼働・売電を開始した「株式会社津軽バイオマスエナジー」(青森県平川市)、現在設置工事中で2016年12月稼働予定の「株式会社花巻バイオマスエナジー」(岩手県花巻市)が進行している。
田村市は間伐材の安定供給に適した地域でもあり
また福島県は、東日本大震災からの復興に向け、原子力に依存せずに再生可能エネルギーの導入拡大やエネルギーの地産地消を進めていることから、同プロジェクトに必要な燃料である間伐材の安定供給に適した地域として、田村市を候補として選定したという。
一方、同社グループは震災以降、東北3県(岩手、宮城、福島)にて災害廃棄物の処理・リサイクル事業に取り組んできたが、事業終了後も同地域復興に寄与すべく、関係諸団体と協議を行ってきた結果、同市や県および素材関係事業者の支援を受け、同市での事業を進めることが決まったとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社タケエイ プレスリリース
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