ソーラーフロンティアなど3社が共同の取り組みに基本合意
ソーラーフロンティア株式会社・株式会社日本政策投資銀行(DBJ)・太陽石油株式会社の3社は、山口県において計画されている、大規模太陽光発電プロジェクトに共同で取り組むことを基本合意し、合弁会社となる「SDTソーラーパワー株式会社」を設立した。
出力規模16.5MWの計画でパネル約10万枚を設置
2016年夏に着工予定の太陽光発電プロジェクトにおいて、「SDTソーラーパワー」は開発および運営を手掛け、2017年8月中の運転開始を目指すこととなる。
同太陽光発電所は、山口県宇部市および山陽小野田市にまたがる、約18万m2の太陽石油保有地を利用し、ソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池パネルを約10万枚設置する。
出力規模は16.5MWとなり、年間発電量は一般家庭約3,880世帯の年間電力消費量に相当する、約2,000万kWhを見込んでいる。これにより二酸化炭素排出量への換算で、年間約10,500トンの削減効果に貢献することができる。
3社が協力してプロジェクトを推進
ソーラーフロンティアは、高い発電性能と経済性を有するするCIS薄膜太陽電池を供給。稼働後は経験豊富な専門チームが、保守管理を行っていく。
そしてDBJは、昨年より措置された「特定投資業務」を活用し、本プロジェクトに対し出資を行う。同時にプロジェクトファイナンスによる資金調達の支援を行っていく。
また太陽石油は、自社が保有する土地の賃貸とともに同プロジェクトの運営に参画していくこととし、今後は3社で協力してプロジェクトを推進し、日本の再生可能エネルギーの普及に努めていく。
(画像はニュースリリースより)

ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/C052973.html