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2025年05月08日(木)
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環境を配慮し災害時にも対応できる駐車場がオープン

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環境を配慮し災害時にも対応できる駐車場がオープン

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「三井のリパーク」による地域貢献型駐車場
個人や法人への不動産仲介事業や、駐車場事業などを展開する三井不動産リアルティ株式会社は、「三井のリパーク」横浜駅西口駐車場を、2016年2月1日に開設したことを発表した。

同駐車場は、環境に配慮して非常時の対応も可能な、地域貢献型駐車場のモデル事業地として開設されている。

三井のリパーク横浜駅西口駐車場
ハイブリッドソーラーシステムで、省エネや環境保護にも貢献
今回新たに開設された駐車場は、「三井のリパーク」としての新たな取り組みとなる、タッチパネル式のデジタルサイネージおよび自転車用ワーキングデスク「PIT IN」を導入。駐車場の利用者のみならず、地域の人の生活にも貢献するため、様々な仕組みを採りいれ、新しいスタイルの駐車場として誕生している。

環境の配慮という点では、看板や照明機器の点灯にはハイブリッドソーラーシステム1基を導入。6枚のソーラーパネルで発電を行い、夜間は蓄電された電力で看板や照明機器を点灯させるシステムを採用している。

同システムは最大で1日に約5,247Wの発電が可能で、場内の看板などに使用される消費電力量の約59%を供給できる。それにより年間で約924kgのCO2排出量の削減が見込める。

災害時は基地としての機能も
他にも、駐車車両がアイドリング時に排気するガスを遮断し、歩行者への影響を低減するため、車の後方に高さ80cmの排ガス対策用デザインパネルを設置している。

また災害支援にも活用するため、非常用電源とAEDが付属されたソーラーLED街路灯1基を設置。災害時や停電時の非常用電源として、最大120Wとなる2口の防水コンセントが用意されており、携帯電話の充電やラジオ等にも利用できる。

さらにはAED(自動体外式除細動器)や、災害発生時には手回しによる自家発電で電気をつくり、商品を無料で取り出せる災害対策用自動販売機2台も設置されている。

同社は三井のリパークを通じて、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」の4つのキーワードを軸とした駐車場づくりを目指しており、環境配慮型や非常時対応型または地域貢献型など、「社会インフラ」としての機能を追求した駐車場の導入を全国各地で展開していく方針である。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

三井不動産リアルティ株式会社 ニュースリリース
http://corp.mf-realty.jp/news/2015/20160201_02.html

三井不動産リアルティ株式会社
http://www.mf-realty.jp/


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