様々な料金メニューに対応可能なエコキュート、4月発売
株式会社コロナは2月2日、電力会社の様々な料金メニューに対応可能なエコキュートを、4月から発売すると発表した。4月1日からの電力小売自由化に対応したもの。
新規参入を含め電力事業を行う各社から、新しい料金体系を設定したメニューの発表が、このところ相次いで行われている。
同社が今回発売するエコキュートは、電力会社が提案する様々な料金メニューに合わせた設定が可能で、従来機種と同じくランニングコストを低く抑え、効率の良い運転ができるという。
電力使用量のピークを抑え、有利な料金体系の選択が可能
この特徴は、各社の料金メニューや電力使用状況に応じ、エコキュート運転の適切なコントロールを可能にしたもので、電力契約設定を16種類用意したほか、夜間の運転時間も自由に設定できること。こうした機能により電力使用量のピークを抑えられ、有利な料金メニューの選択ができる。
電力使用量のピークを抑える機能には、ピークカット、沸き上げ時間シフト、パワーセーブの3つがある。ピークカット機能は、電気料金単価が高い夕方の時間帯に、沸き上げ運転を停止できるもので、電力使用量のピークを抑えることが可能になる。
また沸き上げ時間シフト機能は、早朝の時間帯など、電力使用量がピークになる前に、お湯の沸き上げを完了させるもの。
さらにパワーセーブ機能は、ヒートポンプユニットの出力を抑えてお湯をつくる機能で、ユニットの運転開始時刻は早まるものの、消費電力は低減するとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社コロナ ニュースリリース
https://www.corona.co.jp/news/news_160202.pdf