エクソンとREGが研究で提携
エクソンモービル(ExxonMobil)とRenewable Energy Group(REG)は、セルロースによるバイオディーゼル燃料生産のための共同研究に着手したと発表した。
REGは低炭素原料からバイオ燃料を作る研究を長く続けており、REGの特許であるセルロース発酵技術をさらに進め、砂糖や食料以外の材料からバイオ燃料を作る技術を研究。
食物供給に影響を及ぼさずにエネルギーを産む技術の発明を目指す。
石油とバイオ燃料の大手が提携
共同研究を行う2社のうち、Renewable Energy Group(Renewable Energy Group, Inc. 、REG)は北米のバイオ燃料メーカー・デベロッパー大手。
天然脂肪、油脂からバイオ燃料を作る技術があり、11のバイオ燃料精製工場、研究施設のほか、米国各地に生産・配布拠点・ロジスティックスシステムを持つ。
一方、エクソンモービルは「ExxonMobil Research」をグループの研究機関として有しており、温室効果ガス排出削減のためのテクノロジーに取り組んでいる。
今回の共同研究では、セルロースに限らず、食糧以外の植物、廃棄飼料にいたる広範な材料から燃料を作る技術に焦点をおく。
(画像はプレスリリースより)

Businesswire
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