広大な市有地を有効利用
気仙沼市は、再生可能エネルギー発電の開発などを手がけるリニューアブル・ジャパン株式会社と、スマートシティの実現に向けた連携を行うことを目指し、気仙沼市内の市有地における大規模太陽光発電所の開発に関する立地協定を締結したことを発表した。
発電所は同市内本吉町において、漆原地区と泉沢地区の2ヵ所に建設される予定。漆原太陽光発電所の発電出力は24,420キロワットで、年間発電電力量は、一般家庭約9700世帯分に相当する34,003,180キロワットアワ-、発電電力全量を東北電力に売電する。
泉沢太陽光発電所は、発電出力は20,000キロワットで、年間発電電力量は、一般家庭約6200世帯分に相当する21,895,630キロワットアワー。売電先は同様に東北電力となっている。
両施設とも、2016年6月に着工し、2018年内に完成する予定。
発電所建設で地域振興に寄与
リニューアブル・ジャパンは、地域の活性化を第一に考慮した事業進出を行っており、地方各地に自然エネルギーを作ることによって、土地の有効利用、土地に関するお金の流れや、管理運営に関わる雇用創出、地元の教育機関とのエネルギーに関する共同研究、などを実践してきた。
そして、クオリティの高い自然エネルギー発電所を作り、日本の自然エネルギー産業の推進に貢献していく意向を示している。

気仙沼市
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