瀬戸内市にメガソーラーと自然との共生を目指す「錦海ハビタット」完成

くにうみアセットマネジメント株式会社は2月1日、岡山県瀬戸内市に自然環境保全との両立を目指して整備を進めてきた「錦海ハビタット」が完成したと発表した。これは、同市の錦海塩田跡地におけるメガソーラープロジェクトの一環という。

同跡地では、塩田事業を廃止してから40年以上を経た間に出来上がった環境を、出来るだけ維持して地域にふさわしい風景を創出する目的で、同プロジェクトが保全する塩性湿地帯の一部（約16ha）に「錦海ハビタット」を、プロジェクトを請負う東洋エンジニアリング株式会社が施工し整備した。

同所は、希少な猛禽類の保護を目的に、ヨシ原の水辺環境を残しながら既存の樹林やクリークを活用して、鳥やネズミの増加による猛禽類の食餌環境向上を図っている。

そして、同プロジェクトを実施する「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」※は、2019年春の発電事業開始を目指して約500haの塩田跡地のうち約265haに、日本最大級となる電力供給量230メガワットの「瀬戸内Kirei太陽光発電所」の建設を進めている。



（画像はプレスリリースより）




くにうみアセットマネジメント株式会社プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000011381.html