中東でソーラー農法
ファーストソーラー社 (First Solar, Inc.) は、太陽光発電と潅漑を組み合わせた農場プロジェクトの完成を発表した。
同社が中東の大手農業企業 Al Watania社(Al Watania Agriculture Company)との共同で運営するこのプロジェクトは、再生エネルギーを用いた農業計画。
農場の農業用水の汲み上げを、従来の化石燃料による動力から再生可能エネルギーによる動力に置き換える試み。
サウジアラビア王国の広さ25,688平方メートルの農場内に設置された地下水汲み上げポンプを、出力684キロワットのソーラープラントの動力で動かす。
年間約60万リットルの燃料消費をソーラーで賄う
農場は、サウジアラビア王国のアルジョフ地域( Al Jouf region)にある。
王国最大手であるこの有機農法農場の動力源はこれまで化石燃料で、農場内の約150基のポンプの汲み上げを、年間約628,000リットルのディーゼル燃料を消費して行なっていた。
これを再生可能エネルギーに切り替える事ができれば、年間約1,100トンの温室効果ガス抑制になり、1年に28,000本の木を植えることに値するという。
(画像はプレスリリースより)

ファーストソーラー
http://investor.firstsolar.com/