売電収益の一部は鈴鹿市に寄付、地域活動に利用
鈴鹿市は1月28日、同市国府町に建設していたメガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク鈴鹿」がこのほど完工し、竣工式を2月6日に行うと発表した。
同発電所は、龍谷大学が株式会社 PLUS SOCIALおよび同市との連携により設置するもので、固定価格買取制度を活用した売電収益を地域に還元することを目的とした地域貢献型の太陽光発電所となる。
地域に還元される売電収益の一部は今後、同メガソーラーの事業会社である株式会社 PLUS SOCIALから同市に寄付され、その時点で、龍谷大学と同市との間で地域連携協定を締結する。
同市では、この寄付金を原資として、平成29年4月に市民活動団体等を支援することを目的とした補助金制度を設置することにしており、市民活動と地域づくり活動に対し資金面での支援に取り組むとしている。
地域貢献を目的としたメガソーラー発電所は全国2例目
こうした地域貢献を目的としたメガソーラー発電所は、平成26年に和歌山県印南町に開設された「龍谷ソーラーパーク」※に続いて全国で2例目となる。
なお、今後の予定は以下となっている。
・平成28年2月 竣工式
・平成28年9月 第1回寄付,協定締結にかかる調印式
・平成29年4月 市民活動団体等を支援することを目的とした補助金制度の設置
※「龍谷ソーラーパーク」
PLUS SOCIAL、龍谷大学、和歌山県印南町、京セラソーラーコーポレーションなどが連携して設置した全国初となる地域貢献型メガソーラー発電所。固定価格買取制度を活用した売電収益を、地域に還元することを目的としている。
(画像はプレスリリースより)

鈴鹿市 プレスリリース
http://www.city.suzuka.lg.jp/mass/datas/373_001.pdf