場所を選ばず使用可能
株式会社電子工学センターは、太陽光パネルメンテナンス事業者および太陽光パネルメーカーに向けて、ハンディ型太陽光発電パネル傷探査装置「ソクラテスター Portable(ポータブル)」を開発し、受注を開始したことを発表した。
これまで、太陽光パネルのメンテナンスは、発電している状態で、電圧・電流測定・サーモグラフィーによる検査等が行われ、故障と思われる箇所のパネルは取り外されて、大型の傷探査装置で個別に検査する必要があった。
しかし、今回開発されたソクラテスターは、渦(うず)電流磁気誘導方式を利用した太陽光パネルの傷探査を行う装置では世界初(同社調べ)となる電池駆動のハンディ型で、探査シーンを選ばず、メーカー工場や一般家庭に設置されているパネルにまで使用できるのが最大の特徴だ。
簡単操作で誰でも検査
操作方法は、ソクラテスターの電源を入れ、太陽光パネルにあててスライドするだけ。センサで電流の変化を取り込み検知するしくみとなっており、パネルの傷を検知すると製品本体のLEDが点灯しブザー音が鳴る。これにより、専門技術者でなくても誰にでも簡単に傷探査が可能という画期的な製品となっている。
また、オプションで別売りの延長棒を使えば、離れた場所や高所の傷探査も可能である。
増加するメンテナンス業界のニーズに対応
電子工学センターは、これまで、非破壊・非接触による傷探査装置を開発・販売してきた実績を持っており、さらに、太陽光パネルビジネスが初期の設置導入フェーズより、メンテンナンスフェーズへと移行する中で、メンテナンス業界の現場ニーズに着目し、傷探査装置の蓄積技術の集大成として同製品を開発したものだ。
同社では、ソクラテスターの用途として、太陽光パネルの点検検査、設置時の初期不良検出、出荷検査、入荷受け時の製品検査、リユース太陽光パネル製品検査などを挙げており、今後も、製品化される多種多様な太陽光パネルに対応できるように製品開発を進めていく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社電子工学センター プレスリリース
http://www.eec.co.jp