電力自給自足プロジェクトで電気を作り使う仕組み普及
株式会社エコスタイルは2月1日、再生可能エネルギー(再エネ)を活用した発電所の建設・運営を行う「株式会社エコスタイルパワー」を設立したと発表した。
これにより、電力の小売事業とともに、固定価格買取制度(FIT)活用による再エネ発電設備の建設を促進し、電力事業での電気のサプライチェーン全体をカバーする体制をとる。
そして、「電力自給自足プロジェクト」※として、電気を作り使う仕組みを普及させるという。
※ 「電力自給自足プロジェクト」
地域に顕在する資源、および地域の産業から派生する未利用の資源を活用することにより、地域のエネルギーコストを削減し、地域がうるおう仕組みを地域ぐるみで育てる事業。
将来的なエネルギー不足をまかなうための再エネ活用
この背景には、エネルギー価格の高騰が産業・経済の発展を阻害する重大な問題となっていて、将来的なエネルギー不足をまかなうための再エネの活用が、これまで以上に必要となっているという。
そして、政府が進める電力システム改革での電力広域的運営推進機関の設立、電力小売りの完全自由化、電力発送電分離を通じて、フェアーで自由なエネルギー取引を実現するために、地域から電力ビジネスを活性化することが求められているとのこと。
そこで、将来に渡り日本の産業と経済の発展を支え、誰もが豊かで安全安心な社会を実現するためと、地域への電気代還流の仕組みを構築することで地域経済を活性化するために、地域の電力インフラを根本から変える必要があり、同社はこれを実現するべく、再エネによる地域が求める電力供給の仕組みを提供するとしている。
(画像は株式会社エコスタイルHP)

株式会社エコスタイル ニュースリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000012501.html