太陽光発電所設備のネットオークション、日本初
株式会社ウエストエネルギーソリューションは2月3日、Yahoo! JAPANの運営するインターネットオークション「ヤフオク!」に、太陽光発電所設備を出品すると発表した。太陽光発電所設備自体がネットオークションにかけられるのは、日本では初めてのこと。
この設備は、同社が広島県三原市に保有する500kw相当の施設で、2月12日から19日までの8日間、「ヤフオク!」内の参加者限定型オークション「メンバーズオークション」で入札者を募るという。
国が定めたFIT(固定価格買取制度)での電力買取単価は、経済産業省へ申請する設備認定が基準となり、認定時期での買取価格は20年間固定される仕組みとなっている。
このため、新たに経産省に申請して同設備を建設するのではなく、既に設備認定を受けた大和町の太陽光発電所設備(2014年度に設備認定取得済)をオークション販売するもの。
既存の太陽光発電所設備の購入ニーズに応えて
この電力買取価格単価は32円/kwh(税別)と、2015年7月1日以降の買取価格単価27円/kwh(10kwh以上の設備、税別)よりも5円/kwh(税別)高い。
そこで、国内外から広く入札者を募るため、ネットオークションを開催することにしたもので、事業者間で高まっている既存の太陽光発電所設備の購入ニーズに応えるという。
なお、オークション開始価格は1.61億円(税別)で、この入札に参加するには事前に同社に資料請求をし、適格かどうかの確認を受ける必要があり、この詳細は下記リンク先に記載がある。
(画像はメンバーズオークション案内サイトより)

株式会社ウエストエネルギーソリューション プレスリリース
http://www.west-gr.co.jp/news/「メンバーズオークション」案内サイト
http://reuse.yahoo.co.jp/archives/energy/west.html