販売戦略の3本柱
1月28日、中部電力株式会社(以下、中部電力)は4月からの電力自由化に向けた販売戦略の3本柱を発表した。
3本柱のひとつが、人口が多く事業の成長性が高い首都圏エリアでの事業拡大だ。法人向けの電力販売拡大に加え、家庭向けの電気料金メニュー「カテエネプラン」を提供する。「カテエネプラン」は2016年2月1日よりWEBサイトにて受付開始となる。
ビッグローブ、INPEXと提携
また、様々な業種のパートナー企業と提携して「カテエネプラン」を普及させていく。パートナー企業専用料金メニュー提供も予定しているとのこと。
この戦略の一部がインターネットプロバイダ大手ビッグローブ株式会社(以下、ビッグローブ)との提携だ。4月よりビッグローブの通信サービス利用者に対し電気料金とのセットプラン提供を開始する。
ビッグローブと共同でセットプラン開発中
中部電力とビッグローブの両社は共同でセットプランを開発中。首都圏エリアからサービスを提供する予定とのこと。詳細については申し込み受付を開始する3月頃に発表される。
中部電力では国際石油開発帝石株式会社(INPEX)とも提携し、都市ガス会社9社への電力卸販売も実施する。中部電力グループ会社のダイヤモンドパワー株式会社から都市ガス会社2社への電力卸販売も実施する。
4月以降は電力販売を拡大し、まずは10万件の獲得を目指している。

中部電力株式会社プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/ビッグローブ株式会社プレスリリース
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2016/01/160128-a