風力やバイオマス発電を利用して製造
アサヒビールは、2009年から、食品業界で初となる、自然エネルギーを利用して「アサヒスーパードライ」の製造を行ってきたが、この度、その製造本数が80億本を突破したことを発表した。
これは、全ての「アサヒスーパードライ」350ml缶とギフトセットのビール類の製造に使用する電力を、自然エネルギーである風力発電およびバイオマス発電によるグリーン電力を活用する取り組みによるもので、グリーン電力を利用したことを証明する「グリーン・エネルギー・マーク」が、ビール缶表面および、外箱等に記載されている。
自然エネルギー利用で環境問題に貢献
アサヒビールは、2007年に、太陽光発電設備を博多工場に導入し、また、本社ビルで使用する電力もグリーン電力で賄うなど、自然エネルギーを利用した省エネを目指す活動に、いち早く着手してきた。
この「スーパードライ」の製造に関する取り組みでも、使用した累計のグリーン電力量は、食品業界として最大規模の約1.3億kWhであり、CO2削減貢献量は累計で約6万トンとなるという(対象期間:2009年5月~2014年12月)。これは、一般家庭の約1万1000世帯分の年間CO2排出量に相当するものだ。
アサヒビールでは、今後も、太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーの利用を推進し、低炭素社会の実現に向けて貢献していく意向。
(画像はプレスリリースより)

アサヒビール ニュースリリース
http://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0604.html