福岡銀行と融資契約
株式会社九電工と伊藤忠商事株式会社は、共同で事業会社「佐賀相知ソーラー株式会社」を設立し、佐賀県でメガソーラー発電所を建設し発電事業を行うことを決定、同プロジェクトに関する融資契約を株式会社福岡銀行と締結したことを発表した。
今回のメガソーラーは、佐賀県唐津市相知町にある約320,000平方メートルの敷地に建設予定で、75,144枚の太陽光発電パネルが設置される。発電能力は約21メガワット、年間発電量は、一般家庭約4223世帯分の消費電力に相当する2,386万3,147キロワットアワーとなっている。
事業期間は20年間で九州電力株式会社へ売電する。2016年1月中に着工予定で、商業運転の開始は2018年4月の予定だ。
国内外で再生可能エネルギー事業
九電工では、電気・空調管のコア事業強化に加え、地球温暖化防止に向けたCO2の排出削減を目的として、太陽光や風力、地熱、水力など自然エネルギーによる発電設備の設置や施工を積極的に推進。
その中でも、経済的にも優れた有望な再生可能エネルギーとして、1992年から太陽光発電システムの導入に取り組んでおり、70メガワットの鹿児島県七ツ島メガソーラーなど、九州を中心に豊富な施工実績をあげている。
今回建設する発電所は佐賀県で最大のメガソーラーであり、九電工と伊藤忠商事は、今後も、国内外における再生エネルギーを活用した発電事業を積極的に推進していく意向を示している。

株式会社九電工 プレスリリース
http://www.kyudenko.co.jp