風力発電の開発支援を目的としたファンド
クラウドファンディングに特化した事業などを展開する日本クラウド証券株式会社は、同社が運営する「クラウドバンク」で募集している「風力発電ファンド」の応募総額が、2016年1月19日に2億円を突破したことを伝えた。
同ファンドは、風力発電の開発支援を目的とする、投資型クラウドファンディング業界において初のファンドである。
風力発電普及の貢献と、個人投資家に投資の機会を提供
風力発電所の建設には、初期投資において多額の資金が必要となるため、現在でも太陽光発電程には普及が進んでいないという現実がある。
しかし風力発電は環境に優しく、風の環境が良い場所であれば24時間発電が可能という大きな利点があり、今後の再生可能エネルギー発展の中心的な手法として、太陽光発電と共に大きな期待が持たれている。
そこでクラウドファンディングの仕組みを活用し、同ファンドは風力発電施設において初期建設費用の一部を支援している。それにより国内の風力発電普及に貢献し、同時に個人投資家においては最低投資額が1万円からと、低額で風力発電事業に投資できる機会を提供している。
クラウドバンクでは、過去に募集した風力発電ファンドは1~4号までが終了しており、現在は風力発電ファンド5号が募集中である。
(画像はクラウドバンクより)

「クラウドバンク」 風力発電ファンド 5号
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