特定建設工事共同体として架台とモジュールの設置を受注
自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、東洋エンジニアリング株式会社を通じ、「パシフィコ・エナジー細江メガソーラー発電所」建設工事において、地上設置架台および架台と太陽光モジュールの設置工事を受注したと発表した。
この受注は、同社と福美建設による、受注施工を目的とし形成する事業組織体の、特定建設工事共同体によるもので、同社は独自開発となる傾斜地対応架台「武蔵」を全面供給することになる。
ゴルフ場予定地を活用することよる傾斜地設置にも対応
同プロジェクトは、パシフィコ・エナジー細江合同会社が事業主体となって宮崎県宮崎市に建設される、九州最大規模のメガソーラープロジェクトで、発電容量はDCで約96MWとなる。
同発電所はゴルフ場建設予定だった140haの土地を活用し、トリナソーラーが供給するモジュール約30万枚を設置するもので、その架台として全面供給する「武蔵」はゴルフ場特有の傾斜地にも対応できる仕様となっている。
なお同社では、パシフィコ・エナジー古川合同会社が事業主となり宮城県大崎市に建設される、発電容量約56MWの大規模太陽光発電所の建設工事でも架台を供給しており、既に合計約152MWのプロジェクトの受注実績となる。
(画像はプレスリリースより)

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 ニュースリリース
http://www.nextenergy.jp/info/2016/info20160115.php