通常の電力会社より安い料金単価
北海道ガス株式会社は、4月より実施される電力小売全面自由化に合わせて、一般家庭やオフィス、飲食店などへ電力の販売を開始するのにあたり、提供する電気料金が決定したことを発表した。
電気料金は、顧客のガスと電気の使用実態に合わせてメニューを選択できるようになっており、これにより最適なエネルギー利用プランが実現されることとなる。
料金の算出方法として、基本料金は一定だが、電力量料金単価を段階ごとに3%から7%割引した金額で設定しており、さらに、付帯割引メニューとして、ガスの利用状況に応じて1%から6%の割引もされ、年間総額で約13.5%お得になるケースもある。
電力販売の申し込みについては、1月12日よりウェブか電話にて受付を開始。また3月31日までにウェブから申し込みをした場合には、500円のクオカードがプレゼントされる特典も用意されている。
北海道の自然環境に低負荷なエネルギーを
北ガスグループでは、生活と地球環境をトータルで考え、省エネルギーをしながら積雪寒冷地の北海道で快適な暮らしを実現する「総合エネルギーサービス事業」を推進しており、環境負荷の少ない「天然ガス」の普及拡大や、発電時の熱も有効に使える「分散型発電(天然ガスコージェネ)」の導入や「省エネルギーサービスの展開」、木質バイオマスなどの「再生可能エネルギー」を積極的に活用していく意向を示している。
また、電力販売の開始に合わせて、北ガスグループ全体でのポイントサービスが実施されることとなった。ポイントは、北海道ガスグループのサービスなどに利用できるほか、地域のスポーツや文化活動の支援に対しても利用できる計画だ。
(画像はプレスリリースより)

北海道ガス株式会社 ニュースリリース
http://www.hokkaido-gas.co.jp