「産業用オフグリッドシステム」、1月17日から発売
慧通信技術工業株式会社は1月17日、同社が新たに開発した完全自家消費型の太陽光発電システム「産業用オフグリッドシステム」を、同日から発売すると発表した。同システムは、電力基本料金の削減や温室効果ガス排出総量削減に寄与するもの。
最近は太陽光発電設備導入が急増していることから、再生可能エネルギーの受け入れを保留する問題が発生しており、これを解決する有効な技術として、オフグリッドによる再生可能エネルギーの全部自己消費技術が注目されている。
改正省エネ法施行により、新たに「電気需要平準化評価原単位」が策定されたが、電気需要平準化時間帯に発電する同システムは、同法での原単位低減に大きく寄与することが期待できるという。
税制面でのメリットやBCP対応に
また同システムは、独立電源パーソナルエナジーの採用により、産業競争力強化法「生産性向上設備投資促進税制」による特別償却か、最大5%の税額控除が受けられるメリットがある。
さらに、新エネルギー導入促進協議会が実施する「独立型再生可能エネルギー発電システム等対策費補助金」の適用により、10kW以上の自家消費型太陽光発電システムに対し経費の1/3が助成される制度もある。
このほかBCP対応として、災害時や緊急時にも一定の電力を供給することから事業継続性の確保が期待でき、持続可能な企業のエネルギー調達計画に貢献するとしている。
(画像は慧通信技術工業Webサイト)

慧通信技術工業株式会社 ニュースリリース(PR Wire)
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201601177075/慧通信技術工業株式会社 Webサイト
http://150.60.94.88/products/industrial_offgrid