デルタ電子製パワーコンディショナ使用の太陽光発電所
デルタ電子株式会社は1月18日、兵庫県赤穂市に大規模太陽光発電所「デルタ電子 赤穂エナジーパーク」を建設し、平成28年1月15日に竣工開所式を行ったと発表した。
この発電所は、総面積約96km2(約10ha)の敷地に最大出力約4.6MWの太陽電池モジュールを設置するもので、想定年間発電量は約4,900MWhを見込む。また発電した電力は、全量を電力会社に売電する。
太陽電池モジュールには、台湾製の結晶系モジュール17,256枚を採用し、またパワーコンディショナには、耐候性が高く屋外への設置ができる同社のRPI-Mシリーズ(RPI-M20A:175台、RPI M50A:10台)を使用した。
高効率とメンテナンス性の良い分散型システム
そして分散型システムは、従来の大型パワーコンディショナを用いたシステムで必要な建屋や収納設備を必要としないほか、発電された電力を分散して変換することにより、高効率とパワーコンディショナ故障時の発電ロス低減とともに、メンテナンス性の向上が図れるとのこと。
このほか、地形によりモジュール設置角度が異なる場合にも、システム設計が容易に行えるという。
なお同社は、この事業を起点とし、分散型システムの導入を通して再生可能エネルギーの普及と地球環境保全、および省エネルギー社会の推進に貢献していくとしている。
(画像はデルタ電子株式会社 HP)

デルタ電子株式会社 ニュースリリース(日刊工業新聞より)
http://www.nikkan.co.jp/releases/view/1151デルタ電子株式会社 HP
http://www.delta-japan.jp/