全体の18%に達したソーラー住宅
オーストラリアのリサーチ会社SunWiz社の分析によれば、昨年12月22日の段階で、オーストラリアにあるソーラー発電施設の数は住宅を含めると150万を超え、ソーラー発電システムのある住宅は住宅全体の約18%に達したという。
ソーラー発電の発電量はオーストラリアの電力需要全体の2.5%以上。
普及するソーラー発電
オーストラリアではソーラー発電が急速に普及している。
2001年以降に設置されたソーラーパネルは2320万枚以上。オーストラリアの国民1人が1枚のパネルを持っている計算で、国民1人あたりの設備の数は現在世界一となっている。
設備の設置数のピークは 助成の期限であった2012年とその前年の2011年で、登録された設備の数は年間30万を超えたが、以降は減少傾向にあり、2015年の登録数は、ピークの半分の約15万だった。
国民1人あたりの年間設置数は2014年は世界第8位。2015年も上位が予想される。
地域でみると、 普及率が高いのは クイーンズランド(約1.5GW)、ニューサウスウェールズ(約1GW)。
最も普及しているのはクイーンズランドで、設置している住宅は全体の約28%にあたる 450,000戸以上。サウスオーストラリアの普及率も30%でかなり多い。
一方、北部で太陽光発電を利用している住宅は全体のわずか7%の50,000戸。
(画像はイメージです)

Renew Economy
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