変換効率で従来の記録である同社製品の数値を更新
太陽電池(PV)モジュールのソリューションおよびサービスにおいて世界のPV業界をリードするTrina Solar Limitedは、同社内の「中国太陽光発電技術国家重点研究室」が、単結晶シリコン太陽電池セルの変換効率で世界記録を更新したと12月22日発表した。
この変換効率の記録は、同種類のソーラーセルにおける記録21.40%(2014年に同社の国家重点研究室が樹立)を塗り替えるものである。
変換効率22.13%を達成、前記録から1年で0.73%ポイントも更新
同製品は156x156mm2のソーラーセルで、実効変換効率22.13%を達成。わずか1年の間に0.73%ポイントも更新するというめざましい効率改善を遂げている。この成果は、ドイツのフラウンホーファー研究機関が独自に確認している。
新記録を更新したp型単結晶ソーラーセルは、表裏両面パッシベーションを取り入れた先進のHoney Plusプロセスを用いて、大型の工業用ボロン添加Cz-Si基板上に製造されている。
トリナ・ソーラーの副社長でもある主任研究員のピエール・ヴェルリンデン博士はこの結果を受け、p型基板が持つ大きな可能性に自信を見せている。
(画像はトリナ・ソーラーより)

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 ニュースリリース
http://www.trinasolar.com/jp/about-us/newinfo_1004.htmlトリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
http://www.trinasolar.com/jp/