出力約2MWの新型設備が稼動
12月28日、風力発電所・ユーラス苫前ウインドファームの新型設備の営業運転が開始した。
新たに導入された設備(11号機)は株式会社東芝電力システム社の製品で出力は約2MW。ウインドファーム全体の発電規模20MWの約1割にあたる電気を出力する。
同発電所の運転開始は1999年11月で、昨年11月で16年が経過、老朽化が進んでいた11号機を新型設備に建替えた。
建替え工事は吊上げクレーンを使用し、発電ユニットの組み立てを別輸送・現地据付で行った。
風車の発電ユニットの組み立ては通常施設内で行うが、ユニットごとの輸送・据付を行うシステムにより、設備保守の高効率化を実現できると同社はコメントしている。
ユーラス苫前ウインドファーム
ユーラス苫前ウインドファームは北海道苫前にある風力発電所。発電所規模は約20MW/日。1999年11月に運転を開始した。
発電所を保有するのは風力発電会社・株式会社ユーラスエナジーホールディングスのグループ会社・株式会社ユーラスエナジー苫前。
ユーラスエナジー社が操業する風力発電所の設備容量は世界累計で2,320MWに達する。
(画像はプレスリリースより)

東芝
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