太陽光実証事業に協力
12月16日、京セラ株式会社(以下、京セラ)は東京電力株式会社(以下、東電)をはじめとする大手企業とともに太陽光発電設備の発電出力の把握と緻密な出力制御システム構築のための実証事業の協力を行うと発表した。
出力制御実証試験開始
同日、早稲田大学新宿実証センターに設置された出力制御指令の発信を行うサーバーと、東電管轄内8ヶ所の太陽光発電所を結び、出力制御の実証試験が開始されたとのこと。
今回の実証事業は国の補助事業として東電が行う「次世代双方向通信出力制御緊急実証事業」を支援するもの。
リアルタイムで発電状況等を把握しながら、よりきめ細やかな出力制御を行う。
京セラは機器開発を担当
京セラでは標準規格に合う出力制御ユニットの開発と、横浜事業所内に設置された太陽光発電システムとパワーコンディショナー(環境に合わせて電気を変換する機器)の提供を担当している。
実験実施場所の提供を行うのが9社、機器開発6社(京セラを含めると7社)、通信ネットワークなどで4社が協力しあっている。2大学、2研究施設も協力しているとのこと。
(画像はプレスリリースより)

京セラ株式会社プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/85057東京電力株式会社プレスリリース
<a href=" http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1264399_6818.html" target="_blank">http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1264399_6818.html</a>