自然電力が保有するメガソーラー事業としては12件目
再生可能エネルギー関連事業を展開する自然電力株式会社は12月11日、日本アジア投資株式会社との協業により、熊本県球磨(くま)郡錦町に建設した「球磨錦味岡自然電力太陽光発電所」の竣工式をおこなった。
今回の建設により、自然電力グループが保有するメガソーラー事業は12件目となり、熊本県だけでは3件目となる。なお同発電所は2015年11月24日に完工、同年11月30日には商業運転が開始されている。
民有地の再開発事業として36,000m2の土地を活用
同発電所は、民有地の再開発事業として建設されたもので、熊本の地元企業である味岡グループが保有する、使われなくなった施設跡である約36,000m2を活用して建設された。
また、プロジェクトの資金については、株式会社宮崎太陽銀行からの融資および日本アジア投資との共同出資により調達されている。
同発電所の発電規模は約2.3MWで、年間総発電量は一般家庭約720世帯の年間使用電力量に相当する、約260万kWhを見込んでいる。発電した電力は全量九州電力へ売電される。
なお事業主は、日本アジア投資と自然電力による合同会社となる「合同会社クマニシキ」、EPC(設計・調達・建設)は、グループ会社である「juwi(ユーイ)自然電力株式会社」が担当、O&M(運営・保守)は、同じく自然電力グループの「juwi自然電力オペレーション株式会社」が提供している。
(画像はニュースリリースより)

自然電力株式会社ニュースリリース
http://www.shizenenergy.net/news/15-release/428自然電力株式会社
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