初の女性ドライバーも採用し優勝を目指す
工学院大学は、同大学のソーラーチームが、8月9日から秋田県大潟村で行われるソーラーカーの国内レース「ワールド・グリーン・チャレンジ・ソーラーカー・ラリー」に参戦することを発表した。
工学院大学チームは、2015年にオーストラリアで行われた「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」において、クルーザー・クラス準優勝という成績を残しており、今回の大会では、「ソーラーカーチャレンジ」のカテゴリーでの優勝を目指すとともに、その先にある世界大会優勝を目標としている。
今大会では、チーム史上初めて女性のドライバーも誕生し、車両のチューニングやドライバーのレベルアップ、大会中6日間のキャンプ生活を通してチームワークを発揮していきたい意向を示している。
ソーラーエネルギーの有効性を啓発
「ワールド・グリーン・チャレンジ・ソーラーカー・ラリー」は、太陽光(ソーラー)などのクリーン・エネルギーの開発と活用の促進を図るとともに、次代を担う若者たちにロマンと夢を、そしてエンジニアに技術実験の場を提供すること、さらには、ソーラーエネルギーなどの有効性・可能性を広く全国・全世界に情報発信し、環境・エネルギー問題への関心を高めることを目的として、1993年より開催されているもの。
今年2016年は、8月9日~12日に、1周25キロメートルの大潟村ソーラースポーツラインで行われる。カテゴリーは、省エネ技術を含む持続可能な車社会を目指したあらゆる提案を可能とするグリーンフリートチャレンジと、ワールド・ソーラー・チャレンジ、またワールド・グリーン・チャレンジ大会などの規格に合致しているソーラーカーチャレンジの2つ。
また、ソーラーカーチャレンジは、チャレンジャー・クラス、クルーザー・クラス、エンジョイ・クラス、アドベンチャー・クラスに別れている。
(画像はプレスリリースより)

工学院大学
http://www.kogakuin.ac.jpワールド・グリーン・チャレンジ・ソーラーカー・ラリー
http://www.wgc.or.jp/