高効率で長期出力も保証
三菱電機株式会社は、株式会社ユーラスエナジーホールディングスが手がける太陽光発電所「ユーラス福島川内ソーラーパーク」に向けて、5.0メガワットの太陽光電池モジュールを納入したことを発表した。
納入した製品は、シリコン系単結晶太陽電池「PV-MGJ265BBFPHR」で、5.0メガワット分となる18,984枚で、これは、1枚あたりの最大出力が265ワットで、モジュール変換効率が16.1%という高効率なものである。25年間リニア出力保証と、10年間の瑕疵保証が付いており、長期出力が保証されている。
また、太陽電池モジュールに加え、パワーコンディショナーと特別高圧受変電設備も納入している。
風力発電所と連系
福島県双葉郡川内村で開発が進められている「ユーラス福島川内ソーラーパーク」は、9ヘクタールの土地に、太陽光パネルが設置されるもので、総出力は、直流で5.0メガワット、交流で4.0メガワット、となっている。
発電した電力は、同じくユーラスエナジーが手がける「ユーラス滝根小白井たきねおじろいウインドファーム」の変電所に接続し、既設の送電線を活用して、新福島変電所へ送電する計画だ。
ユーラスエナジーグループでは、福島県で既に風力発電1件と、太陽光発電は「ユーラス福島川内ソーラーパーク」を合わせて3件を操業している。ユーラスエナジーグループは、福島県を重要地域の一つとして、今後も積極的に再生可能エネルギーの導入を推進していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp