運転開始は2017年の夏を予定
自然エネルギー発電所の開発等を行う自然電力グループは7月14日、同社とドイツの自然エネルギー開発企業、juwi(ユーイ)の合弁企業であるjuwi自然電力が、7月12日に宮城県石巻市で「石巻沼津太陽光発電所」を着工したと発表した。
発電出力は、直流で約14メガワット、交流で約10メガワット。想定年間発電量は約1600万キロワットアワーで、一般家庭約4400世帯分の年間電力消費量に相当する。
運転開始は2017年夏を予定しており、発電された電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、東北電力に売電される予定だ。
発電所は、ゴルフ場の跡地約22万m2を活用
同発電所は、juwi自然電力が、米のGEエナジー・ファイナンシャル・サービスと中国のトリナ・ソーラーが出資する石巻きずな合同会社から受注したもので、ゴルフ場跡地の敷地約22万m2を利用して建設される。
なお、juwi自然電力は今年5月、岩手県においてゴルフ場跡地を活用し、出力約25メガワット(直流)の太陽光発電所を完工した。
自然電力グループは、世界で培ったノウハウを活かし、自然エネルギーの普及と持続可能な社会の構築に貢献していきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

自然電力グループ(プレスリリース)
http://www.shizenenergy.net/news/release.html