創・省エネ設備普及をさらに促進するため助成金を上乗せ
京都市は7月4日、再生可能エネルギーの普及拡大に加えて電力ピークカットとピークシフトへの貢献を含めた、すまいの創エネ・省エネ設備の普及をさらに促進するため、太陽光発電システムなどを設置する家庭に対し、助成金を上乗せすると発表した。
助成対象となるのは、市内の戸建住宅や共同住宅(分譲・賃貸)に設置するか、助成対象システム付住宅等を購入する個人などとしている。
住宅用太陽光発電システムは1kW当たり2万円、4kW上限
この助成額は、住宅用太陽光発電システムでは1kW当たり2万円で、戸建住宅に個人が設置する場合は助成の対象となるシステム最大出力値の上限は4kWとなる。
また、住宅用蓄電システムについては1kWh当たり5万円で、助成の対象となる蓄電容量の上限は6kWhとなる。住宅用太陽熱利用システムでは、1件につき自然循環型は5万円で、強制循環型は10万円となる。
さらに、家庭用燃料電池システム(エネファーム)は1件につき8万円、家庭用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)は1件につき2万円とのこと。
予算枠の関係から早めの申請が必要に
なお、助成対象設備の同時申請や省エネ改修・耐震改修と同時に行う場合には、助成金が増額されることがあるとし、別添の助成金額一覧表を確認する必要がある。
この設置対象期間は、平成28年3月1日から平成29年3月31日に設置が完了することとされ、この申請は、平成28年4月11日から平成29年3月31日必着とのこと。
上乗せ助成の対象であって、平成28年6月30日までの間に助成金の交付申請をしている場合は、京都府補助金相当額が別途交付されるが、予算枠の関係から早めの申請が必要という。
この詳細は、景観政策課都市デザイン担当か、風致保全課の「問い合わせ先」に問い合わせて欲しいとしている。

京都市 プレスリリース(京都市情報館)
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/助成金額一覧表
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/