米国インディアナ州ビーゴ郡とクレイ郡で共に最大規模
太陽電池の製造販売事業を展開するソーラーフロンティア株式会社は、米国インディアナ州の太陽光発電所2ヶ所の建設が完工し、稼働を開始したと発表した。
インディアナ州ビーゴ郡テレヒートとクレイ郡ブラジルに位置する同発電所には、共にソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池パネルを供給しており、それぞれの発電規模が7MWと、それぞれの郡において最大の規模となっている。
インディアナ州の税額控除制度などを活用
同プロジェクトは、ソーラーフロンティアとサイプレス・クリーク・リニューアブルズ社(Cypress Creek Renewables)との間で、2015年10月にソーラーパネルの供給契約を締結したことにより開発が進められた。
建設されたインディアナ州では、再生可能エネルギーにおいて税額控除制度が複数あることに加え、連邦レベルの投資税額控除もあるため、太陽光発電所の建設にはこれらの優遇措置が活用されている。
太陽光発電所によりつくられた電力は、電力購入契約(PPA)により、サイプレス社から米国大手電力会社Duke Energy社に20年間売電されることになっている。
なお「SEIA」(太陽光エネルギー産業協会)によれば、インディアナ州では、現在までに150MW規模の太陽光発電所が建設され、今後も345MWの太陽光発電所の建設が予定されている。
(画像はプレスリリースより)

ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/C056976.htmlソーラーフロンティア株式会社
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