パッケージ化で低コスト
サンテックパワージャパン株式会社は、低圧太陽光発電所向けの、遠隔監視パッケージ「サンテックパワー遠隔監視ステーション/インテリジェント・アナライザー」を、2016年6月27日より発売開始した。
このインテリジェント・アナライザーは、いくつかの製品を、サンテックパワージャパンが独自にパッケージ化したもので、別々に調達する場合と比べて、導入コストや調達の手間が軽減されるというメリットがある。
パッケージ内容は、ログデータ収集装置 「blue’Log X シリーズ X-1000」1台を含むメテオコントロール社製遠隔監視システムに、クラウド型監視分析アプリ「バーチャル管制室VCOM」利用料10 年分。また、モバイルルーターと10年分の通信費、AC/DC電源(AC/DC コンバータ)、屋外設置用収納箱、機器保証10年、となっている。
対象設備は、設備認定容量が10キロワット以上50キロワット未満の低圧太陽光発電所。過積載の場合はDC70キロワットまで対応可能だが、その場合は、別途追加費用が必要である。塩害地域には対応していない。
また、別売りの日射計を使用すると、実際の日射量データの測定が可能になり、発電量の分析がより正確にでき、売電ロスにつながる機器障害の検知がしやすくなる。この日射計は、発売記念キャンペーンとして、2016年7月末までの注文に対して無償で提供される。
太陽光プラスアルファでニーズに対応
サンテックパワージャパンは、1967年に日本で創業した株式会社MSKを前身としており、日本において30年以上も太陽光発電専業メーカーとして経験と実績を積んできた企業。
また外資系メーカーの中で、唯一日本に開発生産拠点を持ち、日本の気候や文化に合わせた製品を開発しており、個人住宅向けの屋根材一体型・屋根置き型の太陽光発電設備やハイブリッド蓄電システム、小規模産業用やメガソーラー向けの太陽光発電モジュール、パワーコンディショナ-、遠隔監視システムなどを取り扱っている。
近年、再生エネルギーへの期待が高まる中、太陽光発電は、住宅市場での自給自足のニーズやゼロエネルギー化のニーズを受けさらに重要性を増し、ソリューションとして幅広いユーザーニーズに対応することが求められている。また産業市場においても長期安定発電に応えるために、それを支える維持管理のソリューション必要とされてきている。
同社では、このようなユーザーニーズに応え、暮らしに温もりを与え、産業にチカラを与え、都市と社会に煌めきを提供するために、太陽光を中心とした「プラスアルファの提案」を推進することを目指している。
(画像はプレスリリースより)

サンテックパワージャパン株式会社
http://www.suntech-power.co.jp