中期計画の策定を受けて決定
株式会社ファーストエスコは、同社の連結子会社であるソレイユ日田株式会社が保有する「ソレイユ日田太陽光発電所」の発電設備について、三菱UFJ信託銀行株式会社に譲渡することを決定したと発表した。
ファーストエスコのエフオングループでは、2019年6月期までの第4次中期経営計画で策定した通り、再生可能エネルギーの発電と供給を行う事業分野においては、当面の間、木質バイオマス発電に経営資源を集中した事業計画を実施することから、2013年より稼働していたソレイユ日田太陽光発電所について売却を行うこととなったもの。
投資採算が見込みやすい木質バイオマス発電
エフオングループでは、エネルギーの有効活用により、我々の生活の維持と推進を実現することを目指し、温暖化ガスの発生量の低減、一次エネルギーの純輸入量削減、また、人間と自然環境との両立を目標としてきた。
そのために、同社は、エネルギーの発電と同じ価値を持つと考えられる省エネに取り組むとともに、もう1つの大きな柱として木質バイオマス発電の導入推進に注力している。
木質バイオマス関連分野は、現在、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の下で、投資採算が見込みやすい状況が続いていることから、同社グループでも関連分野に重点投資を行う計画となった。
既に、発電出力11,500キロワットのエフオン白河の大信発電所と、発電出力12,00キロワットのエフオン日田の日田発電所が運転中であり、今年9月には、発電出力18,000キロワットの「エフオン豊後大野発電所」を稼働予定である。

株式会社ファーストエスコ
http://www.ef-on.co.jp