風力発電機製作とIoT技術応用実験を通じ理系人材育成
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と東京理科大学は6月15日、高校生を対象としてエコ・エネルギーとIoT技術を実体験から学び、科学・インターネットへの興味・理解を育むためのイベント「神楽坂サイエンスアカデミー2016」を、この7~8月に開催すると発表した。
このイベントは、東京理科大の川村研究室とIIJが共同して実施するもので、青少年への理科教育を推進し理系人材の育成を支援するための産学連携の取り組みとして、初めて開催するイベントとなる。
イベントでは、全国の高校生にチームで参加してもらって風力発電機・IoTセンサーモジュールを製作し、実際におよそ1ヵ月間、風力での発電を行なう。期間中はインターネットを通じリアルタイムで収集した発電量データを観察しながら、各チームが創意工夫を重ねて発電機の改良を繰り返すこととなる。
科学技術の次世代を担う人材育成に寄与する目的
こうした実験を通じ、高校生にデータに基づいた科学的なものの見方や考え方を習得し、さらに科学とIoT技術の融合により広がる研究の可能性と楽しさを知ってもらうことで、創造力・探究心を育み、科学技術の次世代を担う人材育成に寄与する狙いとしている。
【神楽坂サイエンスアカデミー2016 概要】
1)開会式/発電機・IoTセンサーモジュール製作
日時:7月26日 13:00~17:00 7月27日 10:00~15:00
場所:東京理科大学 神楽坂校舎(東京都新宿区神楽坂1-3)
実験期間:7月28日~8月21日
2)研究発表会
日時:8月22日 13:00~16:00
場所:IIJグループ本社(東京都千代田区富士見2-10-2)
参加対象・定員:全国の高校1年生~3年生/9チーム(各チーム 3-4名)
参加費:無料
応募期間:6月15日~7月1日(金)12:00
詳細・申込WebサイトURL:
http://www.iij.ad.jp/ksa2016/(画像はプレスリリースより)

株式会社インターネットイニシアティブ プレスリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2016/0615.html