「太陽光のみでの飛行は、まさに自由の象徴」
世界最大のソーラー飛行機、「ソーラー・インパルス2」は現地時間6月11日未明、ニューヨークの自由の女神像付近を飛行し、同日午前4時頃、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に着陸した。
同機のパイロット、アンドレ・ボルシュベルク氏は、
化石燃料を使用せず、太陽光のみで自由の女神像の近くを飛行したことは、まさに、自由の象徴と言えるだろう。(CNNより)
と、興奮しながら語った。
昨年3月 アブダビを出発 世界一周の真っ只中
ソーラーインパルス2は、重量約2.3トン、翼幅72.0mで、翼幅はボーイング747型機を上回る。また、約1万7000個の太陽電池と4個のモーターを搭載している。最高速度は時速140km、上昇限度は1万2000メートルである。なお、同機は2人が交代で運航する。
同機は、2015年3月に中東のアブダビを出発、地球を東回りに飛行しており、昨年6月には、愛知県の県営名古屋空港に着陸した。また、同機は現地時間6月10日午後11時頃、ニューヨークに向け、ペンシルベニア州のリーハイ・バレー国際空港を離陸した。
同機は今後、大西洋を横断し、ヨーロッパを経由した後アブダビへと向かう予定だ。

CNN
http://edition.cnn.com/2016/06/11/us/solar-impulse-airplaneFOX NEWS
http://www.foxnews.com/science/2016/06/11/solar-impulse-2ソーラー・インパルス(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ソーラー・インパルス