日立キャピタル、会社分割で太陽光発電事業を承継
日立キャピタル株式会社は6月13日、同社の完全子会社である日立グリーンエナジー株式会社を吸収分割承継会社として、同社が岡山県新見市における太陽光発電事業に関して有する権利義務を日立グリーンエナジーに承継させる会社分割を行うことを決定、吸収分割契約を締結したと発表した。
なお日立キャピタルは吸収分割会社となり、同社の完全子会社との間で行う簡易吸収分割のため、開示事項・内容は一部省略している。この効力発生日は2016年7月31日を予定する。
エネルギーソリューションの提供力強化を目指す目的
日立キャピタルは、日立グループなどパートナーとの連携により、環境・エネルギー事業の拡大を図っている。
今回、新見市での太陽光発電事業に関して持つ権利義務を日立グリーンエナジーに承継させることで、適正な事業運営体制を確立し、エネルギーソリューションの提供力強化を目指すのが目的という。
この吸収分割での割当てとしては、日立グリーンエナジーは日立キャピタルに対し、金1,973,474,992円を交付する。また、吸収分割に伴う新株予約権と新株予約権付社債に関する取扱い該当事項はない。このほか、吸収分割による日立キャピタルの資本金の増減も生じないとのことだ。

日立キャピタル株式会社 プレスリリース
http://www.hitachi-capital.co.jp/hcc/ir/pdf/20160613_01.pdf