プロスペクトのほか、九電工などが出資
不動産賃貸・ソーラー事業等を行う株式会社プロスペクト(以下、プロスペクト)は6月1日、広島県東広島市におけるメガソーラー事業に出資し、最大出力18メガワットの大規模太陽光発電所の建設を今月より開始すると発表した。発電・売電事業は平成30年7月より開始の見込み。
出資は共同出資の形をとるが、匿名組合を通じて事業主のKPJU東広島合同会社へ投資する。匿名組合の出資総額は約13億3000万円。共同出資する企業は4社で、出資比率は九電工が45%、プロスペクトが40%、JFEエンジニアリングが6%、株式会社ユニ・ロットが9%となる。
なお、プロスペクトは同事業において、自己資金により約5億3000万円を匿名組合へ出資済みだ。
年間発電容量は2000万キロワットアワーを超える
発電所の名称は、KPJU東広島太陽光発電所。出力規模は1万8680キロワット、年間発電容量は約2050万キロワットアワー。同発電所の施工・保守・管理は九電工が行う。事業期間は20年間で、売電価格36円で電力会社へ販売する。
プロスペクトは、同事業により再生可能エネルギーの利用促進など環境問題への取り組みを推進し、社会貢献を図りたい考えだ。

株式会社プロスペクト(プレスリリース)
http://www.prospectjapan.co.jp/ir/pdf/pr160601.pdf