小学生に自然を大切にする町づくりを考える場を提供
アミタ株式会社は6月3日、6月7日に同町小学生106名を対象としたバイオガス施設「南三陸BIO」への見学を受入れると発表した。
これは、同7日開催の南三陸町教育委員会主催『平成28年度南三陸町ふるさと学習会「春」』の一環となり、小学生への見学を通じ、自分たちの家庭から出た"ごみ"が町の"資源"に変わることを体感してもらうという。
南三陸BIOは、電気・熱・液体肥料の100%資源にする施設
「南三陸町バイオマス産業都市構想」の中核を担うものとして官民連携スキームで構想・事業化された「南三陸BIO」は、2015年10月に稼働を始めていて、町内で排出される生ごみ・し尿処理汚泥等を微生物の力で発酵させ、電気や熱エネルギー、液体肥料として100%資源にする施設となる。
同町は、町内の資源・エネルギー・食などが循環する町づくりに取り組んでいて、多くの町民が生ごみの分別に協力し、生ごみへの異物混入率は概ね1%という高い精度を示している。また、水稲、ネギ、牧草等を中心に、液肥利用を希望する農家も増えてきている。
同社は今回、この取り組みを始めた同町が国内各地や世界から注目されていて、誇れる町であることを伝えるべく、見学を受け入れるとしている。
(画像はプレスリリースより)

アミタ株式会社 プレスリリース
http://www.amita-net.co.jp/news/2016/06/bio-160603.html