年間想定発電量は200万キロワットアワー超
長野県東筑摩郡山形村に本社を置き、石油・ガス等の販売を行うサンリン株式会社は6月2日、松本市に「サンリン松本発電所」を竣工し、同日より発電事業を開始したと発表した。同発電所の竣工により、同社グループの太陽光発電所は14か所目となる。
同発電所の設置面積は3万m2。設備容量は1923キロワット、年間想定発電量は203万6000キロワットアワーで、一般家庭約570世帯分の消費電力に相当する。
同社グループの太陽光発電事業規模は、合計で6000キロワットとなり、一般家庭約1800世帯の消費電力に相当する。また、同社が販売した太陽光発電の電力は、一般家庭用と産業用、合わせて1万5000キロワットとなる。
サンリンが発電・販売した電力で、年間8000トンのCO2削減
同社は長年、CO2を排出する化石燃料を取り扱ってきたが、太陽光によって発電された総合計2万1000キロワットの電力で、CO2排出量を年間8000トン削減することができ、環境の面において貢献することができた。
同社は今後も、長野県内において環境啓発活動を実施することで、再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組む方針だ。

サンリン(プレスリリース)
http://www.sanrinkk.co.jp/news/docs/2016/info20160607.pdf