補機用鉛蓄電池の「ECO.R ENJ」シリーズを6月下旬発売
株式会社ジーエス・ユアサ バッテリーは6月7日、トヨタ自動車株式会社の最新ハイブリッド車に搭載されている EN※ 規格の補機用鉛蓄電池補修用に最適な「ECO.R ENJ」シリーズを、6月下旬に発売すると発表した。
※ EN:European Norm(欧州規格)の略称
欧州の寒冷な気候に合わせた規格で、鉛蓄電池に求められる性能もCCA(Cold Cranking Ampere)の優劣が重視される傾向にあるため、日本での使用には最適化する必要がある。
同社が開発したEN規格鉛蓄電池は、日本の気候風土に適応し、かつ JIS の安全性にも合致した「日本仕様のEN規格鉛蓄電池」となる。
2015年発売HV車などにEN規格補機用鉛蓄電池を搭載
トヨタ自動車から2015年に発売されたアルファード・ヴェルファイアとシエンタのハイブリッド車、および新型プリウスには、いずれも同社製のEN規格補機用鉛蓄電池が搭載されている。
この特長としては、1)特許技術(特許4715089号)による「二重蓋構造」で優れたメンテナンスフリー性能を発揮(プリウス除く)、2)ハードユースによる減液にも補水可能な液口栓付き、3)電解液の最高液面と最低液面間に十分な電解液量を確保し危険な液枯れリスクを低減、がある。
なお同社は、今回発売の「ECO.R ENJ」シリーズを、その技術を投入したトヨタ系ハイブリッド車専用の補機用鉛蓄電池として、今後見込まれる取り替え需要の増加を見据えて補修市場に投入するとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ジーエス・ユアサ バッテリー プレスリリース
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