効率・高出力で大容量発電が可能
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社は、5本バスバー、PERC単結晶セルを採用した太陽光発電モジュール「QUINTECH SUPERPOWER CS6K-295MS」を、2016年6月1日より発売開始することを発表した。
今回発売する「QUINTECH SUPERPOWER CS6K-295MS」は、同社従来品である2製品と比較して、一回りサイズが大きく、外形寸法は、1650mm×992mm×40mm、重さは18.2キログラムとなっている。
また、モジュール変換効率が18.02%、基準変換効率は20.1%と高効率で、最大出力は295ワットという大容量の発電が見込めるものであり、多種多様な日本の屋根形状や寸法に対応する製品となっている。
パッケージシステムに過積載仕様シリーズを追加
同社では、太陽電池モジュール・パワーコンディショナ・架台システム一式をパッケージとし、最小ユニットを組み合わせることで野立て設置の自由設計を可能にした、オリジナルの50キロワット未満低圧産業用太陽光発電システム「SungardenV3(サンガーデンV3)」を発売している。
そして、今回発売した「QUINTECH SUPERPOWER CS6K-295MS」を、サンガーデンV3の標準装備モジュールに追加し、サンガーデンV3の新しいシリーズとして、発電量を最大化する「BIGBIRD(ビッグバード)」シリーズも、同日に発売を開始することも発表された。
サンガーデンV3は、これまで標準的な地域向けの「STANDARD(スタンダード)」、標準的な地域向けで、傾斜13度と景観に配慮した低角度設計である「GREEN(グリーン)」、海辺など塩害地域向けの「MARINE(マリーン)」、積雪地域向けの「SNOW(スノー)」という4シリーズを展開してきた。
今回発売された「BIGBIRD(ビッグバード)」シリーズは、従来のサンガーデンと比較してモジュール容量を約1.5倍(最大75.52キロワット)搭載した、過積載仕様となっている。
これにより、日射の低い朝夕の時間帯などでも十分高い出力値をあげることが可能となり、一日の中で落差なく安定した高い発電量を確保し、従来よりも大きな発電量を得ることを実現したものだ。
(画像はプレスリリースより)

カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
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