売電は、5月26日午前11時より開始
岡山県津山市に本店を置く「JAつやま」は5月30日、同組織のホームページ「組合長ブログ」にて、同県苫田郡鏡野町において同組織が改修していた西谷発電所が5月26日に完成した件について掲載した。最大出力は480キロワット。同日午前11時より売電を開始した。
同発電所は1967年12月に完成した施設だが、国の施策である再生エネルギー固定価格買い取り制度を契機として、同組織が同発電所の全面改修を実施した。
そのほか、同組織の管轄地域内においては、津山市の桑谷発電所も改修工事を実施中だ。最大出力420キロワットとなる同発電所の改修工事は、8月末に完成の見込みだ。
小水力発電所 エネルギーの地産地消が期待される
水力発電は水の落差を利用して発電する方法が一般的だが、水の流れを利用して発電することも可能だ。小水力発電は主に1000キロワット以下を指すため、発電量は小規模となるが、農業用水路など、水の流れがあれば発電装置を設置できるため、エネルギーの地産地消が期待される。
同組織は、循環型社会に向けた取り組みを実施し、地域の活性化に貢献していきたいとしている。

JAつやま
http://www.ja-tsuyama.or.jp/about/blog/2016/05/30/00001742全国小水力利用推進協議会(J-WatER)
http://j-water.org/about/