システムが撮影した写真をスムーズに閲覧
幸設備工業株式会社は、「いつどこモニタ」に、新機能「FTP機能」を追加し、2016年6月中旬頃に実装することを発表した。
「いつどこモニタ」は、同社が発売している、太陽光発電モニタリングシステム。
これまでは、固定式の監視カメラが標準装備されていて、可動式カメラはオプションでの装備となり、動体検知機能や定期送信機能により撮影した画像を、機器に装着したSDカードへ記録。この写真を閲覧するには、カメラ付属のソフトやアプリを使って、SDカードへアクセスする必要があった。
そこで、今回「FTP機能」を実装することにより、サーバーへアップロードされた写真を、「いつどこモニタ」の利用者が、モニタリング画面から簡単に閲覧できることとなったものだ。
「FTP機能」は、現在、同社のホームページから、デモ画面で機能を体験できるようになっている。
高機能で安心のモニタリングシステム
「いつどこモニタ」は、太陽光発電システムのパネルやパワコンのメーカー、台数を問わずモニタリングが可能で、パソコンやスマートフォン、タブレットを使って、いつでもどこでも発電状況が確認できるのが特徴である。
データは、パワコンごとにグラフ表示され、各日・各月だけでなく累計のデータも表示、同社の予想発電量のシミュレーションと実績をグラフで比較することも可能だ。
また、データは測定機器のSDカードとサーバーで保存され、保存期間は20年。電波環境の悪化や通信エラーなど、予期せぬ事態に備えて自己リセット・定時再起動機能も搭載している。
セキュリティ対策としては、固定式カメラが標準装備されており、オプションで扉の開閉警報付きの可動式カメラも搭載可能、さらに、今回の「FTP機能」の追加によって、一層安心のシステムとなっている。
(画像はプレスリリースより)

幸設備工業株式会社
http://yukisetsubi.com